林ポンプクリート株式会社 林様 (建設)
技能実習生の建設業でのトラブルが減った理由は日本語教育でした
技能実習生を建設の職種で1年ほど受け入れている、林ポンプクリートの林さんに実習生が日本語を話せるようになったことで起こった変化についてお話を聞きました。
よく建設現場で技能実習生が怒られていた
基本情報
会社名:林ポンプクリート株式会社
人数:技能実習生1名
国籍:ベトナム
職種:建設
HP:https://hayashipump.com/
――日本語教育の無料体験を利用しようと思った理由はなぜでしたか?
実習生に日本語が全く通じなかったからです。
「1,2,3,4」などの数字を数えることもできず、指示も何もわからない状態だったのでスイッチを押し間違えたりしてしまうため、現場でよく怒られていました。
――そういう時はどのようにご対応されていたのでしょうか?
来日してからの最初は私が実習生に直接日本語を教えていました。
しかし、限られた時間しかないためつきっきりで勉強を見るのが難しかったこと、実習生が勉強の仕方を分かっていなかったことからとても大変でした。
また市役所や近くの日本語教室を調べたのですが、どこも満員で半年待ちだったため、そんなに待つことができないと困ってました。
手頃な価格で日本語が上達し、建設現場で1人で仕事を任せられるようになった
――無料体験を利用した後に日本語教室の継続を決めた理由はどこにありましたか?
1つは、値段がリーズナブルで私が教えるよりも人件費がかからない部分です。
また、録画された授業の様子を見たところ、実習生が楽しそうに勉強していたことも決め手でした。
――オンライン日本語教育を利用して、外国人技能実習生に変化はありましたか?
元々、あまり口数が多い性格ではなかったのですが、少しずつ職場でコミュニケーションを取れるようになっています。
また、仕事面でも作業を覚えてくれようになり、1人でも仕事を任せることができるようになりました。
――今後の実習生に期待していることはありますか?
せっかく日本に来ても日常会話が話せないと楽しくないと思っています。業務ができるようになる以上に、実習生が日常会話をできるようになって日本の生活が楽しかったと思って帰ってほしいです。
実習生が自分から話かけれるようになってくれればコミュニケーションも取りやすくなるんじゃないかと思っています。
また、日本語がもっとできるようになれば、実習生が帰った後のキャリアも広がると思うので、これからも頑張って欲しいです。