社内での技能実習生に対する日本語教え方 3つのポイント

コラム


これまでコロナで来日できてなかった技能実習生は2022年3月の入国緩和以降、一気に増えました。
働き始めた技能実習生の中には、日本語があまり話せないことで困っている企業様もいらっしゃると思います。
本記事では、社内で実習生に日本語を教えようと思っている企業様に対して、日本語の教え方の参考になればと思っております。

 

技能実習生が日本語を上手に話せない理由


日本へ来る前に日本語を勉強しているはずの技能実習生がなぜ全然話すことができないのか疑問に思われる方も多いかと思います。もちろん、コロナのロックダウンによる影響で母国にて対面で日本語を勉強できなかったこと、来日予定が1年以上延期されたことで勉強した日本語を忘れてしまったことも少なからずあります。

しかしながら、コロナ前から日本語を話せない状態で来日する技能実習生が多くいました。来日前の日本語教育の問題点が3つあります。

■日本語テキストが仕事で話すためのものではない

ベトナムなど現地の送り出し機関でよく使われる日本語のテキストはみんなの日本語です。
みんなの日本語は世界中の言語で翻訳されていて使いやすい反面、様々な外国人を対象に作られているため、技能実習の現場で使われる言葉はほとんど使われていません。そのため、勉強した日本語を仕事現場や日本人社員と会話する際に勉強したことを活かせない部分があります。

■丁寧語の日本語で覚えている

日本語には様々な活用形があるため、同じ単語を使っていても語尾が違うため外国人には理解できないことがあります。例えば、「〜してください」という言葉を覚えていても、現場で実際に使われるときは「〜して」「〜しといて」などの言い方で指示するためわからなくなってしまいます。
日本語テキストに載っている例文は丁寧語で書かれていることが多いため理解できなくなってしまいます。

■日本人の発音に慣れていない

現地で日本語を教える送り出し機関の中には、日本人ではなく元技能実習生のベトナム人などが授業をしているケースがあります。そのため、勉強している際は日本語を聞いて理解することができていても、日本に来てからネイティブの日本語についていけなくなってしまいます。

技能実習生に対する日本語の教え方 3つのポイント

技能実習生の配属が決まり、実習生と会話して初めて日本語が全然通じないことを知り困っている企業様も少なからずいらっしゃると思います。その中で、社内で日本語を教えることに決めた企業様にとって、どんな教え方がいいか少しでも参考になればと思っております。

 

■教え方のポイント① 技能実習生が仕事で使う日本語に絞って教える

実習生が1回の勉強で覚えられる日本語には限りがあります。そのため、1時間の勉強で単語を50個など多くの言葉を勉強するのではなく、1時間の授業で8個の単語と1つの文法だけを覚えて使えるようになることが大事になります。
多くの言葉を覚えなくても、「〜するな」「あげて」「おろして」のように仕事中によく使われる言葉を覚えれば仕事ができるようになります
技能実習機構のwebサイトに職種別に使われる単語や会話が翻訳付きで載っておりますのでぜひ参考にしてください

■教え方のポイント② 技能実習生のわかりましたを鵜呑みにしない

実習生が仕事現場で働く上でよく起こるトラブルの1つに、「わかりました」と言っていたことが実は分かってなく仕事で失敗してしまうことがあります。
そこで、勉強をしている時から「わかりましたか?」と質問するのではなく、「〇〇は例えばどんな時に使いますか?」と具体的な質問をしたりして、本当に理解できているか確認する必要があります。
そして、実習生がわかっていない時は「わかりません」と答える癖をつけてもらい、「わかりません」と答えた時はしかるのではなく、「わかりませんと言ってくれてありがとう」のように分からないことを分かりませんということは何も問題がないと感じてもらうことが大切になります。

■教え方のポイント③ 日本語を話す練習まで行う

単語や文法の意味を覚えても、その言葉を使って話せるかや会話の中でその単語が出てきて理解できるかは別の力が必要です。そのため、新しい言葉を勉強するときは意味を覚えることとセットで話す練習までしましょう。
例えば「〜してください」の文法を勉強したときは、「窓を閉めてください」と指示して実習生に行動してもらったり、私に何かお願いしてくださいと伝えて「〜してください」の文法を使って話す練習まですると、仕事現場でも話せるようになります。

>>>日本語教育のカリキュラムはこちら!

技能実習生が日本語を話せることで得られる効果


技能実習生が日本語を話せるようになることで、企業様にとっていい効果は2つあります。
1つは仕事中に指示を理解できるようになるため、仕事を1人で任せられるようになることです。
日本語を社内で教えていた林ポンプクリート様では、最初は数字もわからない状態だったため仕事でミスが多かったですが、日本語を話せるようになってからは1人でもできるようになったそうです。

>>>導入企業 林ポンプクリート様のインタビューはこちら!

もう1つは実習生の考えを理解できるようになるため日本人社員との相互理解が進むことです。
長野竹内ハガネ株式会社では、「勉強する前は目が合わなかったりいつも下を向いていたりと元気のないことが多かったのですが、今はそのようなことはなくなり、仕事の時も笑うようになりました」と日本語を勉強した効果を感じております。

>>>導入企業 長野竹内ハガネ様のインタビューはこちら!

<補足>教え方に困った時はオンライン日本語教室がおすすめ!


社内で日本語を教えることは、日々の業務がある中でとても大変だと思います。
もし、社外で日本語教室を探す際は、オンラインの日本語教室をお勧めします!
就労時間は現場によって様々で、地域の日本語教室では時間が合わず利用が難しいこともあると思います。
オンライン日本語教室ですと、仕事の時間に合わせて勉強することが可能になっております。
日本語教育 むすびばでは、技能実習生を対象に仕事で使う日本語の会話を行っているため、短期間で即戦力になることができます。

その理由として「職場で実際に話される会話」を中心に設計開発された、むすびば日本語教室オリジナル教材を使用していることがあります。建設や介護などの実習現場でよく使う言い回し、働く心得を習得し、短期間で日本語が上達しています。

現在3週間の無料体験を行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

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