インドネシア人技能実習生の事故が日本語教育によってなくなりました
#オンライン日本語教室
インドネシアの技能実習生を受け入れている株式会社山崎組の岩崎さんにお話を聞きました。
日本語教育を受講しようと思った理由や、むすびばの日本語教育を通して技能実習生に起こった変化を伺っていきます。
基本情報
会社名:株式会社山崎組
受講人数:技能実習生6名
国籍:インドネシア
職種:建設
インドネシアの技能実習生が怪我をしてしまった

――山崎組様ではどうして技能実習生に日本語教育を受講させようと思ったのですか?
1人の技能実習生が怪我をしてしまったことがありました。解体の作業をしていて壁が倒れてしまい怪我をしてしまったのですが、その大きい理由として入ってはいけない場所にいたことがあります。
しっかり日本語が伝わっていなかったため危険な場所を理解していなかったことがあると思います。
――他に困ったことはありましたか?
挨拶とかはできていたのですが、こちらから早口で話すと伝わらなかったことがありました。
そのため、仕事でも間違えてしまう時があり困っていました。
車の移動中などでも日本語を教えたりしていたのですが、なかなか上達しなかったこともありました。
日本語教育を通して、インドネシア実習生のトラブルが減りました

――むすびばを利用してよかったことは何がありましたか?
日本語を話せるようになったことが一番よかったです。現場で一緒に働いている日本人からも日本語が理解できるようになったと言っています。道具とかも覚えてきたし、指示したこともしっかりできているので通常の会話としては問題がないです。
日本語が上達したことで事故などで怪我することはなくなりましたし、仕事もできるようになったので2人とも現場でのトラブルが減りました。
また、価格も1ヶ月で7,700円と安かったことも使うハードルが低くてよかったです。
ーー日本語が話せるようになると、企業にとってどんな効果がありましたか?
仕事以外だと、日本人と仲良くなったことがあります。
現場までの往復の時に車内でずっと話していたりして、若い日本人と仲良くなっているように感じます。今度社内旅行があるのですが、それもとても楽しみにしていました。
社内で仲良くなると実習生も5年働いてくれる人が多いので、今回の2人も5年働いてくれたら嬉しいと思ってます。
――今後インドネシアの技能実習生2人に期待していることはありますか?
日本語が伝わるようになりコミュニケーションはしっかり取れるようになったのですが、2人とも遠慮して要望とかはあまり言わない部分があります。もっと会社にしてほしいことなどを話してくれるようになったらいいなと思っています。
また今後新しくインドネシアの技能実習生が入国してくるので、その時に先輩として2人が教えられるようになっていることを期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社山崎組
岩崎様
建設
株式会社山崎組は、島根県にある建設会社で、土木工事、解体工事、産業廃棄物処理などを主な事業としています。
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