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医療法人社団 恵正会 松島様 (介護)

特定技能外国人の日本語が上達し、夜勤を1人で任せられた

インドネシアの特定技能外国人を受け入れている医療法人社団 恵正会の事務長 松島さんにお話を聞きました。恵正会では、日本語が上達したことで介護の仕事を夜勤で任せられるようになりました。日本語教育を受講した理由や、夜勤を1人で任せられるようになった変化を伺っていきます。

基本情報
会社名:医療法人社団 恵正会
人数:特定技能2名
国籍:インドネシア
職種:介護


勉強前は会話の中で伝わらないことが多くありました

ーーどうして日本語を勉強してもらう必要性を感じていましたか?

外国人は、仕事で使う簡単な言葉は覚えていきますが、まとまった文章になると日本語で伝わらないことが多くありました。特に、前後の文脈を理解して会話することが難しかったです。
介護の仕事は、介助者はもちろん看護師とのやりとりも多く、文脈を理解しなければいけない場面が発生するので、仕事でミスしてしまうことがあって困っていました。

一方で、文脈も理解してもらえるようにゆっくり丁寧に説明すると仕事のスピードが遅くなってしまいます。結局理解できるまで待てずに、他の日本人が外国人の仕事を巻き取ってしまうことがありました。

――むすびばを使う前はどうしていたのですか?

社内で日本語を教えることも考えましたが、つきっきりで教えていく時間はありませんでした。
日本語を学べる場所を探して、毎週日曜日に開催される近くの日本語教室に通ってみたものの続かなかった。本人たちが行きたくなくなったのが一番大きい理由でした。

ーーむすびばを利用しようと思ったのはどうしてですか?

元々地域で直接教えてくれるところを探していましたが、雑誌でむすびばが掲載されているのを見て、オンラインで日本語を教えていることを知って連絡しました。

電話では、日本語教育の内容や教え方について丁寧に話していただき、誠実な印象を受けました。
真剣に事業に取り組んでいるのが伝わり、ここならお任せできると思ったのがサービスを使うことに決めた理由です。

ーー会社で費用を負担することに抵抗はなかったですか?

価格は安いと思ったので、ネックになることはありませんでした。
年間8万円ちょっとですし、日本語の会話力が向上して意欲的に働けるようになり、仕事を任せられるようになるのであれば高いとは思わなかったです。

1人で夜勤を任せられるようになりました


ーーむすびばの日本語教育を使ってみてどうでしたか?

日本語でコミュニケーションが取れるようになりました。それによって自分から質問するようになり、仕事を覚えていくスピードがどんどん早くなりました。

日本人でも一緒ですが、殻に閉じこもる人はコミュニケーションがうまくいかないので、言われたことしかやりません。
自分から聞くようになると新しいことも教えてもらえるようになり、任せられる仕事の幅も広がっていきます。

介護の仕事は、1人1人で病気や性格も違うので同じ仕事はありません。どんな介助が必要かは、介助者との会話を通じて1人ずつ覚えていくことが大事になります。
そこで、利用者さんの様子を介護士同士で逐一共有していくため、どうしても日本語が必要になります。

日本語を話せるようになって、仕事への自信がついたことも大きいと思います。
彼女たちの成長があったため、夜勤も任せられるようになりました。

――夜勤を任せることは難しいのですか?

1フロアあたり19床ベッドがありますが、夜勤では看護師と介護士の2人で1フロアを担当してもらっています。介護士が1人でできない仕事は全て看護師がやることになるため、誰にでも夜勤を任せられるわけではありません。

彼女たちは日本語が上達したことで自分達で積極的に学ぶ姿勢が生まれ、1人でも仕事をできるようになったので、夜勤を任せられるようになりました。

――日本語が上達することで、仕事も大きく上達したのですね。

勉強してても日本語力が伸びてこないと、続けていても意味がないと思ってしまいますが、彼女たちはゆっくりですが着実に伸びていて、1年経つとはっきり変わりました。

3ヶ月くらい経った頃から日本語が話せるようになっていき、勉強意欲も上がりました。本人たちをその気にさせてくれた「むすびば」のカリキュラムや講師の人たちの影響だと思います。
日本語を教えてくれるサービスは他にもありますが、むすびばを選んで良かったです。

日本人にもいい意味で危機意識が生まれました


――会社の日本人にも何か変化はありましたか?

外国人は日本語が話せないこともあり、「私たちが教えてあげないといけない」という上から目線になってしまう部分が少なからずありました。
日本語が上達し、仕事をする能力も高いことを他の職員が気づくと、このままでは抜かされてしまうと日本人が感じ、いい相乗効果が生まれているように思います。

最初の頃はご飯も別々に食べていたのですが、今は一緒に食べています。最初はインドネシアでどんな暮らしをしてたかと聞いても、本人が何を聞かれているか分からず、会話が続かないことがよくありました。

コミュニケーションがうまく取れると、互いに友達になって楽しいことが増えていき、社内の雰囲気も良くなります。

――今後実習生にはどうなって欲しいですか?

退院の仕事にも関わってもらいたいと考えています。
退院していく時に、「家に戻る」「老人ホームに行く」などの選択肢があります。そういうことを決める退院時のMTGにも参加してもらいたい。

そこに参加することによって、彼女たちは施設で働くだけなく、退院後の利用者さんの人生にも思いを馳せていくことになります。もっと頑張って歩けるようになってほしい、もっと食べられるようにするにはどんな食事介助が必要だろうか。そういったことが考えられるようになります。

ゆくゆくはそういうふうになっていくといいと思っていますし、そこを目指しています。


最後までお読みいただきありがとうございました。

むすびばではこれまで多くの企業様に日本語教育を提供してきました。

介護に特化した日本語プログラムも用意して、企業様にあった日本語教育を行っております。お気軽にお問合せください。

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