むすびばの日本語教育が短期間で上達する秘訣

コラム

むすびばのオンライン日本語教育は1週間に2時間、1回の勉強時間は1時間しか行っていません。
それでも、半年ほど続けると最初の頃は全然話せなかった実習生が、自分から話しかけることが増えたり、仕事で指示が理解できるようになっていきます。

短期間の勉強にもかかわらず、なぜ上達できるプログラムになっているのか。その秘訣は、従来の日本語教育で行われている様々なやり方を踏襲しなかったことにあります。

①日本語能力試験合格を1番の目的に置かない


日本語を勉強する教科書は日本語能力検定の合格が目的になっていることが少なくありません。

最近は、いろどりやつながる日本語など生活に必要な教材も増えてきましたが、会話力が上達する教材になってなく、日本語教師の力量によって成果が変わってしまいます。
私たちは、会話することを目的に行なっているので、先生と学習者の話す割合は2:8になるように工夫しています。
これによって1人1人の授業中における会話量を増やし、アウトプットメインにすることで、短期間でも上達していきます。

 

②市販の日本語教科書ではなく完全オリジナル教材


1つ目の理由とも被ってきますが、日本で働く技能実習生を対象に作られた教材は少ないです。
そのため、仕事現場や職場の日本人と話す時に使わない日本語が載っていることが多いです。
そこで私たちは、技能実習生を受け入れている会社からのヒアリングなどを通して、仕事や会話の中で使われる言葉に絞った教材を独自で開発しました。
1時間の授業では、たくさんの言葉を覚えるのではなく、新出単語は8個、文法は1つだけに絞ってそれを理解し使えるようになることに特化して授業を行なっています。

 

③完璧な日本語ではなく伝わる日本語の習得


日本語には、似たような意味の言葉がたくさんあり、どの言葉を選んで使うかによって細かいニュアンスに違いが生まれます。もちろん完璧な日本語を話せたら理想なのですが、細かく間違っていることを指摘すると、日本語を話すことに自信がなくなってしまいます。

日本語が苦手な人が上手になるためには、日本語を話すことに自信がついて抵抗をなくすことが一番大切です。

例えば、どうして日本語を勉強しますか?と質問した時に
「日本語上手、しごと簡単になりますから。」と答えた人がいました。
正確には「日本語が上手になったら、しごとが簡単になりますから」です。

しかし、「日本語上手、しごと簡単になりますから。」でも十分相手に伝わるので日本語が苦手な人に対して私たちはこれを正解にしています。最初から完璧な日本語を目指さずに伝わる日本語を話していくことで、どんどん自信がついて自分から話すようになっていきます。

これらのように、私たちの教育では技能実習生の会話力が向上して、仕事でトラブルがなくなり、日本人と仲良くなれることを目的に置いています。そのため、この目的につながること以外は授業で教えることはやめました。

会社が実習生に求めていることは、とにかく仕事での指示を理解できるようになること、そして意思疎通がとれることです。
実習生が求めていることも、日本人と話せるようになりたいことを1番の目的に置いている人が多いです。

もちろん、N3に合格したいなど試験に合格したい人もいますが、そういう人はやる気があるので独学でも合格していきます。もともとやる気がない人も、むすびばの授業を通して日本語の勉強に抵抗がなくなると自分でも勉強するようになります。実際に私たちが教えてきた人の中で、N3に合格した人もたくさんいます。

むすびばでは、日本語が上達して仕事や生活がスムーズになり、日本が楽しいと思ってもらうことを目的にした授業内容にしているので、短期間でも会話力が向上する内容になっています。

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